概要
17日の米国株式市場では、イスラエルとイランを巡る軍事衝突激化への警戒感や、5月の米小売売上高が市場予想(前月比0.6%減)を上回る0.9%減となったことで、投資家のリスク回避姿勢が強まり、主要株価指数はそろって反落しました。
ダウ平均株価

ダウ工業株30種平均は前日比299ドル29セント安(0.70%安)の42,215ドル80セントで取引を終え、約300ドルの下落となりました。
S&P500

S&P500種株価指数は直近の高値圏にあり、割高感を警戒した参加者が売買を手控え、指数は小幅に軟調推移しました。
ナスダック総合指数

ナスダック総合指数は前日比180.122ポイント安(0.91%安)の19,521.091で反落し、ハイテク株を中心に売りが広がりました。
米国債10年物利回り

10年物米国債利回りは前日比0.05ポイント低下して4.39%となり、中東リスクの高まりから「安全資産」とされる米債への買いが入ったことが支えとなりました。
NY円相場

ニューヨーク外国為替市場ではドル買いが優勢となり、円相場は前日比45銭の円安・ドル高で、1ドル=145円20〜30銭で取引を終えました。
主な個別株
- 下落
- ナイキ、メルク、スリーエム
- アムジェン、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)
- テスラ、パランティア・テクノロジーズ(ナスダック)
- 上昇
- シェブロン(原油高を背景に買われる)
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【外部関連リンク】
- 日本銀行(BOJ)公式サイト ─ 国内金利や政策決定の確認に。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)公式サイト ─ FOMCや声明内容はこちら。
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