経済・マーケット– category –
-
経済・マーケット
中国3月製造業PMI50.4──「改善」の見えにくいねじれを読む
中国の3月製造業PMIは50.4と3か月ぶりに節目を回復した。ただ、中小企業と輸出受注はなお50割れで、価格指数だけが急騰している。回復の中身とコストショックのねじれを整理した。 -
経済・マーケット
ホルムズ海峡と日本の法的限界——高市首相が米側に説明した「できること・できないこと」の境界線
高市首相は日米首脳会談で、ホルムズ海峡への艦船派遣をめぐり「憲法も自衛隊法も含め、できることとできないことを説明した」と明らかにした。日本が中東で法的に何ができて、何ができないのか——その境界線を整理する。 -
経済・マーケット
去年は呼び、今年は呼ばない——自民と連合の距離は1年でなぜ変わったのか
自民党が2026年の党大会に連合の芳野会長を招待しないことが明らかになった。2025年には20年ぶりに来賓として招いたにもかかわらず、1年で見送りに転じた背景を、両者の公式説明と複数の報道から読み解く。 -
経済・マーケット
下院で押し切り、上院で時間を取り戻す――2026年度予算案が映した二院制のねじれ
2026年度予算案は、衆議院で多数を背景に可決された一方、参議院では与党が過半数に4議席届かない状況が続く。暫定予算の成立をめぐる交渉は、日本の二院制が今どのように機能しているかを映し出した。 -
経済・マーケット
補助金と備蓄で時間は買えた──ホルムズ危機で問われる日本の長期戦の設計
備蓄放出・補助金・代替調達で短期の危機対応は動いた。しかし備蓄はいつか底をつく。長期化したとき日本は何を優先し、何を抑えるのか——価格対策の先に残る「需要管理と優先配分」という難問を整理する。 -
経済・マーケット
ガソリンより見えにくく広がる──ナフサ不足が制服・食品・医療に同時に波及する理由
制服のポリシートが入荷困難、食品トレー素材が値上げ、透析用プラスチックに夏以降の影響懸念——これらは全て「ナフサ」という同じ上流原料でつながっている。ガソリン不足より見えにくい形で、石油危機は生活と医療の上流素材から詰まり始めている。 -
経済・マーケット
船が止まると工場も止まる──ホルムズ危機が露わにした完成車輸出の構造的な弱点
ホルムズ海峡の通航まひで、トヨタ・日産・ホンダ・マツダが相次いで減産や輸出先変更を検討している。なぜ「船が止まる」と「工場が止まる」のか。完成車ヤードの満杯→生産停止という連鎖と、迂回航路が万能でない理由を解説する。 -
経済・マーケット
景気が悪くなるのになぜ利上げ論が出るのか──中東ショックが日銀に突きつける政策の難問
3月会合で据え置きを決めた日銀の「主な意見」に、利上げの必要性を指摘する声が相次いでいた。景気悪化懸念があるのになぜか。イラン情勢が景気を冷やしながら同時に物価を押し上げる「負の供給ショック」だからだ。中央銀行が最も難しい局面に直面しているその構図を解説する。 -
経済・マーケット
4月1日の日銀短観──「現状は底堅い、先行きは不安」という割れ方が出るかどうかが焦点だ
4月1日公表の日銀短観の見どころは「景況感が改善か悪化か」ではない。現状DIは底堅いまま、先行きDIだけが悪化する「割れ方」が出るかどうかだ。原油高・供給不安がまず企業の先行き判断に入り込むなら、それはエネルギー危機が企業心理を動かし始めた早い段階のサインになる。 -
経済・マーケット
今の円安が前より重い理由──日銀が基調インフレへの波及を警戒し始めた
1ドル=160円台まで進んだ円安を受け、日銀の植田総裁が「為替の変動が物価に影響しやすくなっている」と国会で明言。単なる注視発言ではなく、円安が「基調的な物価上昇」にまで波及しうるという認識の深化が背景にある。長期金利の27年ぶり高水準も含め、今の円安がなぜ前より重い問題なのかを解説する。
