2025年06月23日 米国市場動向(ダウ平均株価、S&P500、ナスダック総合指数、米国国債10年物利回りなど)

概要

23日のニューヨーク市場では、原油先物の急落を受けて株価が上昇し、ダウ平均は374ドル高、ナスダックも反発した。一方、地政学リスクを背景にドル買い・円売りが続き、ドル円は146円台を回復。債券市場では、FRB副議長の早期利下げ支持表明を受けて長期債が買われ、10年国債利回りは4.35%に低下した。

米国株

  • ダウ平均株価:前週末比374ドル96セント(0.88%)高の42,581ドル78セントで続伸。原油相場の急落と、イラン報復が限定的との受け止めが投資家心理を支えた。
  • ナスダック総合指数:前週末比183.565ポイント(0.94%)高の19,630.975で反発。テスラがロボタクシー事業開始を好感して8.2%高、メタプラットフォームズやパランティア・テクノロジーズにも買いが入った。
    (S&P500の言及は記事中にありませんでした。)

NY円相場

23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落し、前週末比10銭の円安・ドル高となる1ドル=146円10〜20銭で取引を終了。有事のドル買いと日本の貿易収支悪化懸念が重荷となったものの、イランの報復が限定的だったため下値は限定的だった。

NY債券

23日のニューヨーク債券市場では長期債相場が続伸。指標となる表面利率4.250%の10年物国債利回りは前週末比0.02%低下し4.35%で取引を終えた。FRB副議長ボウマン氏の早期利下げ支持表明が買いを誘った一方、株高が上値を抑えた。

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この記事を書いた人

CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー

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