概要
23日のニューヨーク市場では、原油先物の急落を受けて株価が上昇し、ダウ平均は374ドル高、ナスダックも反発した。一方、地政学リスクを背景にドル買い・円売りが続き、ドル円は146円台を回復。債券市場では、FRB副議長の早期利下げ支持表明を受けて長期債が買われ、10年国債利回りは4.35%に低下した。
米国株



- ダウ平均株価:前週末比374ドル96セント(0.88%)高の42,581ドル78セントで続伸。原油相場の急落と、イラン報復が限定的との受け止めが投資家心理を支えた。
- ナスダック総合指数:前週末比183.565ポイント(0.94%)高の19,630.975で反発。テスラがロボタクシー事業開始を好感して8.2%高、メタプラットフォームズやパランティア・テクノロジーズにも買いが入った。
(S&P500の言及は記事中にありませんでした。)
NY円相場

23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落し、前週末比10銭の円安・ドル高となる1ドル=146円10〜20銭で取引を終了。有事のドル買いと日本の貿易収支悪化懸念が重荷となったものの、イランの報復が限定的だったため下値は限定的だった。
NY債券


23日のニューヨーク債券市場では長期債相場が続伸。指標となる表面利率4.250%の10年物国債利回りは前週末比0.02%低下し4.35%で取引を終えた。FRB副議長ボウマン氏の早期利下げ支持表明が買いを誘った一方、株高が上値を抑えた。
【FPTRENDY内部リンク】
【外部関連リンク】
- 日本銀行(BOJ)公式サイト ─ 国内金利や政策決定の確認に。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)公式サイト ─ FOMCや声明内容はこちら。
- Bloomberg(ブルームバーグ日本版) ─ 世界の金融・経済ニュースを網羅。
- Reuters(ロイター日本語版) ─ 最新のマーケット速報と経済記事。
- TradingView ─ 株価・為替・指数チャートの可視化に便利。