5月26日東京株式市場ダイジェスト- 半導体関連主導で上昇、TOPIXも0.6%高

【日経平均株価】

26日の終値は前週末比371円06銭(1.00%)高の 3万7531円53銭 で、この日の高値で引けました。米国がEUへの50%関税発動を7月9日まで延期すると表明したことで、ナスダック100先物など米株価指数先物が上昇し、投資家心理を支えました。一方で、節目の3万7500円付近では戻り待ちの売りも散見され、上値の伸び悩む場面もありました。

【TOPIX】

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、終値は16.39ポイント(0.60%)高の 2751.91 でした。JPXプライム150指数も8.89ポイント(0.74%)高の 1211.64 と堅調に推移。東証プライム市場の売買代金は概算で 3兆4503億円、売買高は 14億3556万株 となり、値上がり銘柄数1085、値下がり482、横ばい64と、全体として上昇銘柄が優勢でした。

【注目株の値動き】

  • 半導体関連:米株価指数先物の上昇を受け、東エレクやアドテストなどに買いが集まり、大きく上昇
  • 大型グロース:ソニーG、リクルートが堅調に推移
  • 下落銘柄:リコー、Jフロント、高島屋などが利益確定売りに押されて下落

今後は6月末に向けた配当支払いの本格化も需給改善要因として意識される一方、短期的には心理的節目付近での戻り売りの動きにも注意が必要です。

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この記事を書いた人

CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー

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