豪ドル市場を動かす5月の利下げ|RBA政策金利推移&メディア反応

豪・中銀政策金利   05月
発表日05/20 13:30

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データ期間豪中銀政策金利
予想結果前回
2025年5月3.85%3.85%4.10%

指標データ推移

豪ドル/米ドル 2025年5月20日18時

国内外メディアの報道まとめ

海外メディア

Reuters(英語)

  • RBAは25ベーシスポイントの利下げを決定し、キャッシュレートを3.85%まで引き下げ、2年ぶりの低水準とした。背景には、グローバル経済の減速懸念と国内インフレの鈍化があると説明している。Reuters
  • 同時に発表された四半期金融政策報告では、米中貿易摩擦激化による世界的なリスクへの警戒感を強調し、コアインフレが目標レンジ(2~3%)に戻りつつあるとの見通しを示した。Reuters
  • 市場反応として、オーストラリア・ドルは対米ドルで0.5%下落する一方、ニュージーランド・ドルもNZD/USDで0.2%安。市場は年内さらに2度の利下げを見込んでいる。Reuters

Bloomberg(英語)

  • RBAは0.25ポイントの利下げを「ハト派的決定」と位置付け、政策金利を3.85%とした。累計では今年に入り0.5ポイントの緩和サイクルにあるものの、ブロック総裁は今後の追加緩和について慎重姿勢を崩さない見通し。Reuters

国内メディア

Reuters Japan

  • 「オーストラリア準備銀行は20日、政策金利を4.10%から25ベーシスポイント引き下げ、2年ぶりに3.85%とした。声明ではインフレ上振れリスクの低下と国際情勢の悪化リスクを理由に挙げ、市場も利下げを予想していた」と報道。さらに「理事会では50bp利下げも検討された」と総裁会見の内容まで伝えている。Reuters Japan
  • 為替市場では、声明文から「インフレ率を合理的な時間枠内で目標に戻す」というタカ派的文言が削除されたことが話題となり、豪ドルは急速に売られ、ドル/円も一時144.31円まで下落したと解説。Reuters Japan

Bloomberg Japan

  • 「豪中銀、今年2回目の利下げへ―物価圧力の低下と米中貿易休戦を背景に政策金利を3.85%に引き下げる見通し。だが、総裁は追加緩和示唆には後ろ向き」と見出し。エコノミスト予測として、今後26年半ばまでに累計0.85ポイントの利下げを想定する四半期見通しも併記。Bloomberg.com

時事通信

  • 「オーストラリア準備銀行は20日の金融政策委員会で政策金利を0.25%引き下げ、3.85%とする決定を行った。インフレ収束を示す指標を受け『金融緩和が適切』と判断した。利下げは今年2度目、3%台回帰は約2年ぶり」と速報記事を配信。時事通信ニュース

みんかぶ(MINKABU PRESS)

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この記事を書いた人

CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー