SHUICHI TANIOKA– Author –
CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー
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144円台突入のドル円──次に試されるのはCPIと決算。4月7日(月)からの1週間の展望
2025年4月7日(月)からの1週間 4月2日に発表されたトランプ大統領の関税政策を受け、株式・為替市場は大きく動揺しました。ダウ平均は1,679ポイント(-3.98%)の下落、日経平均も2.75%下落。為替市場では円買いが進み、ドル円は一時144.552円まで急落しま... -
【第5章】これからの不動産投資をどう考える?市場変化とリスクを乗り越える戦略的視点
ここまで、不動産市況の現状から物件の種類、相続税評価の改正、そして現物不動産の落とし穴までを見てきました。では私たちは、この変化の多い時代において、どのような視点で不動産投資に向き合っていくべきなのでしょうか。 最終章では、**「これからの... -
【第4章】「想定外」の連続!?現物不動産投資に潜む4つの落とし穴
不動産は“目に見える安心資産”として、他の金融商品と比べても比較的安定したイメージがあります。しかし、実際に所有してみると、**「思っていたのと違う…!」**という落とし穴が意外と多いのが現実です。 この章では、特に現物不動産投資にありがちな注... -
【第3章】不動産投資は“節税目的”に使える?相続税評価の改正とその影響とは
かつては「節税対策」としても注目されていた不動産投資。特に都心の高級タワーマンションを相続前に購入し、評価額を大きく下げて相続税を抑える——いわゆる**「タワマン節税」**は、富裕層を中心にひそかなブームとなっていました。 しかし、この「行きす... -
【第2章】不動産投資、どのタイプを選ぶべき?物件の種類と特徴を徹底比較
不動産投資と聞くと、「とりあえずマンションの一室を買えばいいのでは?」と思う方も多いかもしれません。しかし実際には、マンション、アパート、オフィスビル、さらには土地(底地)やJ-REITといった金融商品まで、さまざまな投資対象が存在します。 そ... -
【第1章】不動産投資を始める前に知っておきたい「今」の市況
不動産投資は、「安定収入」や「資産形成」といった魅力に注目が集まる一方で、市場の実態を知らずに始めてしまうと、大きな損失につながるリスクもあります。今回は、不動産投資の第一歩として押さえておきたい「日本の不動産市況の今」をわかりやすく解... -
米国金利低下による円安圧力と、トランプ関税のリスク回避による円買いが交錯──日銀の利上げは遠のいた
🟩【導入】今週の為替市場に何が起きたか 今週の外国為替市場では、日本円が主要通貨に対して強含む展開となりました。その背景には、米国の長期金利の急低下と、トランプ 大統領による輸入関税発言が重なったことがあります。これら2つの動きは、... -
「皇帝気取り?」トランプ政権の関税政策に世界のリーダーたちが噛みついた!
2025年4月、トランプ米大統領が発表した新たな関税政策が、国際社会をざわつかせています。発表された関税は最大で25%。一部の国や製品に一律に適用される可能性もあり、経済的なインパクトだけでなく、外交的な摩擦も巻き起こしています。 そんな中、真... -
米雇用統計2025年3月|トランプ関税の影響はこれから?今後注目すべきポイントを解説
2025年3月のアメリカ雇用統計が4月4日に発表されました。米国経済の健康状態を映し出す重要指標として注目される雇用統計。今回は非農業部門の雇用者数が予想を大きく上回る結果となりましたが、失業率の上昇や賃金の伸び鈍化も見られ、単純に好調とは言い... -
【速報】S&P500が-5.97%の急落、テック・金融主導で全面安(2025年4月4日)
🟠 はじめに 4月4日の米国市場は、S&P500指数が一日で**-5.97%という急落となりました。特定のセクターに限らず全面安**の様相を呈し、市場全体がリスク回避の動きに包まれました。本記事では、セクター別パフォーマンスや個別銘柄の下落状況、...