SHUICHI TANIOKA– Author –
CFP®/1級ファイナンシャルプランニング技能士
公益社団法人 日本証券アナリスト協会認定
・プライマリー・プライベートバンカー
・資産形成コンサルタント
一般社団法人金融財政事情研究会認定
・NISA取引アドバイザー
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なぜトランプは関税を強化したのか?
その狙いと、私たちの暮らしにじわじわ広がる影響とは 2025年4月、トランプ大統領が発表した大幅な関税強化のニュースが、世界中の市場を揺るがせています。とくに日本に対しては24%という高い関税が課されるという発表に、多くの人が驚きと不安を抱いた... -
第6回:iDeCoを“人生設計”にどう活かす?実践編まとめ
ライフプランに合わせてiDeCoを活かす iDeCoは制度上のルールが複雑に感じられるかもしれませんが、「いつ・どれだけ・どんな形で」活用するかを自分のライフステージに当てはめて考えると、非常に実用的な制度になります。 ここでは、代表的な働き方・家... -
第5回:iDeCoとNISA、どう違う?どう使い分ける?
目的が違う2つの制度 iDeCoとNISAは、どちらも資産形成を後押しする制度ですが、その設計思想と目的には大きな違いがあります。 iDeCo:老後資金のために長期積立・引き出し制限あり NISA:投資による資産形成・引き出し自由で使途の制限なし この違いを理... -
第4回:制度は拡充、でも落とし穴も?iDeCo改正の明と暗
一見“拡充”でも、実は恩恵が偏る可能性 2025年のiDeCo改正は、掛金上限の引き上げや加入年齢の延長など、前向きな内容が多く並びます。しかし、制度の全体像を冷静に見てみると、すべての人に平等なメリットがあるわけではないことがわかります。 とくに注... -
第3回:2025年、iDeCoはここまで変わる!改正ポイントまとめ
iDeCo改正の背景にあるもの 社会全体で長く働くことが当たり前となり、また働き方も多様化している中で、これまでのiDeCo制度では十分に対応できない部分が見えてきました。そこで2025年以降、大きな制度改正が予定されています。今回は、その具体的な変更... -
第2回:iDeCoの仕組みとその魅力──なぜ今注目されているのか?
iDeCoとは?「自分でつくる年金制度」 iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分自身で掛金を拠出し、自分で運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取る「自助努力型」の年金制度です。最大の特徴は、掛金の段階から、運用中、そして受け取り時に至るま... -
第1回:なぜ今「自分で年金を作る時代」なのか?
公的年金だけに頼れない時代が来ている かつては「会社に勤めていれば、定年後は退職金と年金でなんとかなる」という時代が確かにありました。しかし、いまや状況は一変しています。平均寿命が延び、「人生100年時代」と呼ばれる時代が現実になりつつあり... -
韓国・尹錫悦大統領、史上2人目の罷免 非常戒厳が引き起こした政治危機とは?
2025年4月4日、韓国の憲法裁判所は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の罷免を決定しました。この決定により、尹大統領は即時失職し、今後60日以内に新たな大統領選挙が実施されることになります。韓国で大統領が罷免されるのは、2017年の朴槿恵(パク・ク... -
韓国・尹錫悦大統領の弾劾審判:経緯と今後の影響を解説
韓国・尹錫悦大統領の弾劾問題:経緯と影響 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に対する弾劾審判が本日、憲法裁判所で行われます。この決定は韓国社会に大きな影響を与える可能性があり、国内外から注目を集めています。本記事では、これまでの経緯と... -
デ・ミニミスルール終了で中国経済に打撃――米国の新関税が封じる抜け穴と今後の影響
2025年5月2日をもって、米国は中国および香港からの低価格輸入品に適用されていた「デ・ミニミス」ルールを終了します。これにより、中国企業が活用していた関税回避の手段が封じられ、今後、中国経済に大きな影響を与えると予想されます。 デ・ミニミ...