2025年5月22日に内閣府から発表された2025年3月(暦月表記では04月公表)の「機械受注」統計について、国内主要メディアおよび海外主要メディアの報道を整理したまとめ記事です。
概要まとめ

2025年3月の機械受注(民需・船舶・電力除く季節調整値)は前月比13.0%増の1兆0107億円と、市場予想(前月比−1.6%)を大きく上回る大幅増を記録しました。その背景には、化学プラント用機械や造船エンジンなど100億円超の大型案件が4件含まれたことが主因ですが、内閣府は「一時的な需要」と判断し、基調判定を「持ち直しの動きがみられる」のまま据え置いています。前年同月比でも8.4%増と堅調な伸びを示しました。
国内メディアの報道
ロイター・ジャパン
内閣府発表データをもとに、前月比13.0%増(1兆0107億円)と予想外の大幅増を報じています。大型案件の寄与で2008年1月以来の水準に達したが、基調判断は据え置きと解説しています。 Reuters Japan
時事通信
季節調整値ベースで前月比13.0%増(1兆107億円)と2カ月連続のプラスを強調。製造業8.0%増、非製造業9.6%増の内訳や、官公需・外需の動きも詳細に報じています。 時事通信ニュース
神戸新聞
全国紙系ローカル媒体として、前月比13.0%増と基調判断維持を伝え、製造業・非製造業の増減率を明示。関連統計との連携記事リンクを併記しています。 神戸新聞
福島民報
地方紙の視点からも同様に前月比13.0%増を詳細に報道。製造業・非製造業の内訳と大型案件の影響を解説しています。 福島民報社
みんかぶ
【経済指標速報】として、発表時刻や市場予想(前月比−1.6%、前年比−2.2%)との比較表を掲載。プレミアム会員向けに詳細データを提供しています。 みんかぶ FX/為替(みんかぶFX)
Newsweek Japan
機械受注統計の結果(前月比13.0%増)を受け、「一時的需要」との内閣府見解を踏まえつつ解説。製造業・非製造業別の動向にも言及しています。 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
海外メディアの報道
Reuters Global(英語版)
Japan’s core machinery orders rose 13.0% in March from the previous month, against economists’ forecast of a 1.6% decline.年率ベースでも8.4%増となり、今後6~9カ月の設備投資動向を占う指標として注目される、と報じています。 ReutersReuters
政府統計の公式発表
内閣府・経済社会総合研究所(ESRI)
「令和7年3月実績および令和7年4~6月見通し:機械受注統計調査報告」として、PDFで概要・計数表・見通しを公表。原系列・季節調整系列のCSVデータも同時公開されています。 内閣府ホームページ内閣府ホームページ
以上が、2025年5月22日に発表された日本の機械受注統計(3月分)に関する国内外主要メディアの報道のまとめです。各社とも大幅増を軸に報じつつ、「一時的需要」による基調判断据え置きの点を強調しています。
【FPTRENDY内部リンク】
【外部関連リンク】
- 日本銀行(BOJ)公式サイト ─ 国内金利や政策決定の確認に。
- 米連邦準備制度理事会(FRB)公式サイト ─ FOMCや声明内容はこちら。
- Bloomberg(ブルームバーグ日本版) ─ 世界の金融・経済ニュースを網羅。
- Reuters(ロイター日本語版) ─ 最新のマーケット速報と経済記事。
- TradingView ─ 株価・為替・指数チャートの可視化に便利。