国別主要株価指数 騰落率ランキング

🌍【2025年5月1日】主要国株価指数まとめ|日本と米国は上昇、欧州・アジアは祝日休場が多数
2025年5月1日(木)の世界株式市場は、日本と米国が堅調な値動きを見せた一方で、メーデー(労働者の日)による祝日休場の影響から、欧州・アジアの多くの市場では取引が行われませんでした。以下、各主要指数の動きとポイントを解説します。
🇯🇵 Japan 225(日経平均株価):36,452.08(+406.92円/+1.13%)
日本市場は通常通り取引が行われ、日経平均株価は大幅上昇。前日の米株上昇や円安進行が好感され、特に自動車株や半導体関連が買われました。連休谷間の取引ながら、投資家のリスクオン姿勢が目立ちました。
🇺🇸 ダウ平均株価:40,752.96(+83.60ドル/+0.21%)
米国市場も上昇。好決算を発表した企業が買われたほか、景気減速懸念が一服し、堅調な値動きとなりました。利下げ期待は後退傾向にあるものの、今のところ株式市場には安心感が漂っています。
🇩🇪 DAX指数(ドイツ):22,496.98(+71.15)※休場
ドイツ市場はメーデーのため休場。上記数値は4月30日時点の参考値であり、当日の取引は行われていません。
🇧🇷 ボベスパ指数(ブラジル):135,066.97(-26.02)※休場
ブラジル市場も祝日で休場。表示値は直近の終値ベースで、値動きはありません。
🇮🇳 SENSEX指数(インド):80,242.24(-46.14)※休場
インド市場も休場。前営業日終値を反映しており、変動は実際には発生していません。
🇬🇧 FTSE100(英国):8,468.22(-19.52)※休場
ロンドン市場も祝日でクローズ。こちらも4月30日時点の終値が表示されています。
🇨🇳 上海総合指数(中国):3,279.03(-7.62)※休場
中国本土市場も労働節による休場。掲載された変動値は前営業日のものであり、実際の値動きはありません。
📝 総括と注目ポイント
今後は米雇用統計などを控え、グローバル市場の再開に伴う値動きに注意が必要です
日本・米国の株式市場はしっかりした動きで、企業業績や外部環境に安心感
一方で、欧州やアジアの多くは祝日で休場し、参考値ベースの指数が多く並ぶ1日

世界株価の動きを一目で把握できる「世界株価 騰落マップ」が2025年5月2日に更新されました。今回は労働者の日(メーデー)による休場が多く、各国の取引状況にばらつきが見られたのが特徴です。
まず、日本の株式市場は通常通り開場され、日経平均株価は前日比+1.13%と大きく上昇しました。米国市場も堅調で、ダウ平均は+0.21%と続伸。これら主要2市場は、グロース株や好業績銘柄を中心に投資家の買い意欲が継続したことが上昇要因と考えられます。
一方、欧州やアジアの多くの市場ではメーデーのため休場となりました。ドイツのDAX指数、ブラジルのボベスパ指数、インドのSENSEX、そして中国の上海総合指数はいずれも**「休場(メーデー)」**と記載されており、これらの地域では5月1日の株価変動は発生していません。
例外的に英国のFTSE100指数のみ変動が記録されており、-0.23%の下落となりました。これは景気減速懸念や為替の不安定な動きが影響したとみられています。
このように、5月1日は日本やアメリカといった一部市場がリードする中で、世界全体では“静と動”が同居した一日となりました。連休中の投資判断においては、グローバルな休場日も考慮した戦略が求められます。
今後は米雇用統計や各国の経済指標の発表も控えており、世界の株価指数の再始動がどのような流れを作るか注目が集まります。
個別株騰落率ランキング
日本株|値上がり銘柄ランキング

ワンポイント解説
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド(9610)|終値:109円(+32.93%)
ウィルソン・ラーニング ワールドワイドは、企業向け人材育成コンサルティングを展開する企業です。2025年3月期中間期の決算では、売上高が前年同期比1.5%増の8.58億円、営業損失が2億円と、損失幅が縮小しました。また、同社の株価収益率(PER)が0.3倍と業界平均を大きく下回っており、割安感から投資家の注目を集めた可能性があります。これらの要因が重なり、株価は前日比で32.93%の上昇となりました。
ベクターホールディングス(2656)|終値:119円(+27.96%)
ベクターホールディングスは、ソフトウェアのダウンロード販売などを手掛ける企業です。2025年3月期の業績予想を下方修正し、連結最終損益を従来予想の5億円の赤字から6.8億円の赤字へと拡大しました。赤字額は前期末の純資産の74.2%に相当し、財務健全性への懸念が高まりました。しかし、株価は一時的に反発し、前日比で27.96%の上昇となりました。
アイズ(5242)|終値:1,954円(+25.74%)
アイズは、広告業界向けのデータベースサービス「メディアレーダー」を運営する企業です。2025年12月期の経常利益は前期比2.6%増の3,900万円を見込んでおり、デジタル広告市場の成長に伴う業績拡大が期待されています。このような業績見通しが投資家に好感され、株価は前日比で25.74%の上昇となりました。
小松ウオール工業(7949)|終値:2,180円(+22.47%)
小松ウオール工業は、間仕切りなどの建材を製造・販売する企業です。2025年3月期の経常利益は前期比0.6%増の37.5億円となり、2026年3月期は同10.0%増の41.3億円を見込んでいます。また、年間配当を前期の65円から130円に倍増する方針を発表し、株主還元強化が評価されました。これらの要因が株価上昇の背景となり、前日比で22.47%の上昇となりました。
ベビーカレンダー(7363)|終値:1,743円(+20.79%)
ベビーカレンダーは、妊娠・出産・育児に関する情報を提供するメディア事業を展開しています。2025年12月期の売上高は前期比21.8%増の18.61億円、営業利益は同70.7%増の8,500万円を見込んでおり、業績の回復が期待されています。このような業績見通しが投資家に好感され、株価は前日比で20.79%の上昇となりました。
アトラグループ(6029)|終値:164円(+20.59%)
アトラグループは、接骨院向けの支援サービスを提供する企業です。2025年12月期の経常利益は前期比で黒字転換を見込んでおり、業績の改善が期待されています。また、時価総額の低さから個人投資家の注目を集め、株価は前日比で20.59%の上昇となりました。
日本株|値下がり銘柄ランキング

ワンポイント解説
- オルツ(260A)|終値:113円(-56.03%)
AI議事録サービス「AI GIJIROKU」を主力とするオルツは、売上高の過大計上疑惑が浮上。一部の販売パートナーを通じた取引で、有料アカウントが実際には利用されていないにもかかわらず売上として計上されていた可能性が指摘されました。同社は第三者委員会を設置し、調査を開始。また、2025年12月期第1四半期の決算発表を延期すると発表し、ガバナンスへの懸念から株価はストップ安となりました。 - アズジェント(4288)|終値:736円(-28.96%)
サイバーセキュリティ関連のアズジェントは、2025年3月期の業績予想を下方修正。従来の5000万円の黒字予想から一転、4億4000万円の赤字見通しとなりました。赤字額は前期末の純資産の56.6%に相当し、財務健全性への懸念が高まっています。これを受けて、株価はストップ安となりました。 - DEF CONSULTING(4833)|終値:93円(-19.83%)
DXコンサルティング事業を展開するDEF CONSULTINGは、特定の悪材料が報じられていない中で株価が急落。直近の急騰後の反動や、短期資金の流出による需給悪化が要因と見られます。また、2024年3月期の決算では、売上高が前期比14.2%減、営業損失が3億円と、業績の悪化も影響している可能性があります。 - パレモ・ホールディングス(2778)|終値:150円(-18.03%)
アパレル小売のパレモ・ホールディングスは、2025年2月期の業績予想を下方修正。従来の1億7500万円の黒字予想から一転、4700万円の赤字見通しとなりました。物価上昇による消費者の購買意欲低下や、出店計画の遅れが主な要因とされています。 - ファンデリー(3137)|終値:530円(-15.87%)
健康食品宅配サービスを手掛けるファンデリーは、2025年3月期の業績が黒字予想から一転して1億8300万円の赤字に転落。定期購入顧客数の減少や仕入原価の高騰が収益悪化の主因とされています。また、冷凍食品「旬をすぐに」の販売拡大も期待されたものの、業績への寄与が限定的だったことも影響しています。 - ジャパン・ティッシュエンジニアリング(7774)|終値:624円(-15.33%)
再生医療ベンチャーのジャパン・ティッシュエンジニアリングは、2025年3月期の経常損益が2億3400万円の赤字となり、前期の黒字から赤字に転落。売上営業利益率も前年同期の26.7%から12.4%に急低下しました。これにより、投資家の失望売りが広がったと見られます。
米国株|値上がり銘柄ランキング

1位:Classover Holdings, Inc.(KIDZ)|終値:5.36ドル(+366.09%)
Classover Holdingsは、Solana Strategies Holdings LLCとの間で4億ドル規模の株式購入契約を締結し、Solana(SOL)を中心としたデジタル資産財務戦略を導入する計画を発表しました。この戦略は、同社がSolanaトークンの購入、保有、ステーキングを行い、財務運用に統合することを目的としています。この発表により、投資家の関心が高まり、株価は前日比で366.09%の急騰となりました。
2位:Zoomcar Holdings, Inc.(ZCAR)|終値:10.30ドル(+153.07%)
Zoomcar Holdingsは、2025年3月21日に1対20の逆株式分割を実施し、発行済株式数を約14.2百万株から約71万株に減少させました。この企業行動は、株価を引き上げ、NASDAQの最低入札価格要件を満たすことを目的としています。また、同社は新たなマーケティング施策としてZoomcarバウチャーを導入し、投資家の注目を集めています。
3位:Above Food Ingredients Inc.(ABVE)|終値:2.36ドル(+36.42%)
Above Food Ingredientsは、Palm Global Technologiesとの戦略的合併に向けた最終合意が間近であると発表しました。また、同社はStricks Agの買収により、年間1億6400万ドルの収益と530万ドルの調整後EBITDAを獲得し、収益性の高いビジネスモデルへの転換を進めています。これらの戦略的動きが投資家に評価され、株価は36.42%上昇しました。
4位:NanoVibronix, Inc.(NAOV)|終値:3.88ドル(+35.49%)
NanoVibronixは、オーストラリアのDukehill Healthcare Pty Ltdとの独占的な3年間の販売契約を更新・拡大し、南オーストラリア州やビクトリア州を含む全豪での展開を強化しました。また、同社の非侵襲的治療デバイス「UroShield」の有効性に関する独立研究の発表が、投資家の信頼を高め、株価は35.49%の上昇となりました。
5位:Regencell Bioscience Holdings Limited(RGC)|終値:77.00ドル(+28.33%)
Regencell Bioscienceは、ADHDおよびASDの治療に関する臨床試験で有望な結果を発表しました。さらに、CEOによる自社株の購入が報告され、経営陣の自信が示されました。これらの要因が投資家の関心を引き、株価は28.33%上昇しました。
6位:Hub Cyber Security Ltd.(HUBC)|終値:2.98ドル(+26.27%)
Hub Cyber Securityは、2024年下半期の財務結果を発表し、前年同期比での利益率の大幅な拡大と業務の効率化を報告しました。また、欧州の大手銀行との契約獲得など、戦略的な成功が続いており、これらの成果が投資家に評価され、株価は26.27%上昇しました。
米国株|値下がり銘柄ランキング

1位:Urgent.ly Inc.(ULY)|終値:8.96ドル(-39.87%)
Urgent.lyは、NASDAQの上場基準を満たしていないことを通知され、2025年5月5日までにコンプライアンス計画を提出する必要があります。これに加えて、同社は2025年3月17日に1対12の逆株式分割を実施しましたが、株価の下落を防ぐことはできませんでした。これらの要因が投資家の懸念を招き、株価は前日比で39.87%の急落となりました。
2位:Organon & Co.(OGN)|終値:9.45ドル(-26.91%)
Organonは、2025年第1四半期の決算で、前年同期比で利益が減少し、調整後EBITDAマージンも低下しました。さらに、同社は四半期配当を0.28ドルから0.02ドルに大幅に削減することを発表しました。これらの発表が投資家の失望を招き、株価は26.91%の下落となりました。
3位:Arvinas, Inc.(ARVN)|終値:7.23ドル(-24.84%)
Arvinasは、パートナーであるPfizerと共同で開発していた乳がん治療薬「Vepdegestrant」の開発中止を発表しました。これに伴い、2つの第3相試験も中止されました。また、同社は人員削減を含む組織再編を実施することを発表しました。これらのニュースが投資家の懸念を引き起こし、株価は24.84%の下落となりました。
4位:Hamilton Beach Brands Holding Company(HBB)|終値:15.21ドル(-23.18%)
Hamilton Beach Brandsは、2025年第1四半期の決算で、前年同期比で収益が減少したことを報告しました。また、同社は関税の影響や小売業者との協力の難しさを理由に、2025年の業績見通しを控えめに設定しました。これらの要因が投資家の懸念を招き、株価は23.18%の下落となりました。
5位:Pulmonx Corporation(LUNG)|終値:3.77ドル(-21.95%)
Pulmonxは、2025年第1四半期の決算で、前年同期比で収益が増加したものの、純損失が拡大しました。また、同社は2025年の収益見通しを据え置きましたが、投資家の期待には届かず、株価は21.95%の下落となりました。
6位:Phathom Pharmaceuticals, Inc.(PHAT)|終値:3.36ドル(-21.68%)
Phathom Pharmaceuticalsは、2025年第1四半期の決算で、純損失が前年同期比で拡大したことを報告しました。また、同社は株式ベースの報酬費用の増加も発表しました。これらの要因が投資家の懸念を引き起こし、株価は21.68%の下落となりました。
対米ドル通貨強弱ランキング

2025年5月2日朝の為替市場では、主要通貨の対米ドルでの動きは小幅にとどまりつつも、ドルに対する相対的な強弱がいくつかの通貨ペアで表れました。米国の金利観測や連休による流動性の低下が背景にあり、全体的には落ち着いた値動きとなっています。
現在の通貨別の動きをみると、ポンド/米ドルは1.3278と上昇し、前日比+0.0007(+0.05%)のプラス圏に。ユーロ/米ドルは1.1291で+0.00028(+0.02%)とわずかにドル安方向となっています。加えて、カナダドル/米ドルは0.7215で+0.0001(+0.02%)の上昇となり、北米通貨にも買いがやや戻ってきている様子が見られます。
一方で、ドルに対して下落した通貨としては、スウェーデンクローナ(0.1022/-0.0・-0.00%)とスイスフラン(1.2031/-0.0012・-0.10%)が目立ちます。日本円は0.006878と、変動幅はごく小さいながらも-0.000001(-0.01%)のわずかなドル高水準を示しています。
また、ドルインデックスは100.173まで上昇し、+0.535(+0.54%)の伸びを記録。これは米ドルが複数通貨に対してやや強含みに推移していることを示していますが、あくまで参考値としての指数であり、実際の取引価格とは若干異なることもある点には留意が必要です。
全体としては、明確なトレンドは見えにくいものの、米ドルの底堅さが維持されている印象です。今後は米雇用統計やFRB高官の発言などが為替相場のカタリストとなる可能性があり、短期的な動意づきにも注意が必要です。
📈 仮想通貨|24時間騰落率ランキング

2025年5月2日現在の仮想通貨市場では、主要通貨の多くが対米ドルで上昇し、上昇幅に差が見られる展開となりました。
上昇率トップとなったのはDogecoin(ドージコイン)/米ドルで、現在値は0.1814ドル、前日比+0.0090ドル(+5.22%)と最も大きな上昇を記録しました。次いでCardano(カルダノ)/米ドルは0.71165ドル(+0.02988ドル、+4.38%)と堅調な推移を示しました。
主要通貨のひとつであるEthereum(イーサリアム)/米ドルは1,845.57ドルまで上昇し、+51.78ドル(+2.89%)の上昇。Bitcoin(ビットコイン)/米ドルも堅調で、現在値は96,650ドル、変動幅は+2,469ドル(+2.62%)となっています。
続いて、Solana(ソラナ)/米ドルは150.74500ドル(+3.20400ドル、+2.17%)、Ripple(リップル)/米ドルは2.22440ドル(+0.03338ドル、+1.52%)といずれも上昇を記録。
一方で、下落となったのはBNB(バイナンスコイン)/米ドルで、現在値599.5ドル、変動は-1.1ドル(-0.18%)と唯一のマイナス圏でした。
今回のランキングでは、ミームコインやプラットフォーム型通貨など、幅広いカテゴリの仮想通貨が上昇しており、特にドージコインとカルダノの騰勢が目立つ結果となりました。

